飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

ガラガラセンド オオマカセンド ホーイホーイ

バタバタしすぎて来訪できなかった茨城県公文書館へGo
民俗学者の藤田稔さんの展示。

藤田稔さんの本は確かに何冊か読んでいる。
興味を持った本が藤田稔さんの書いた本だっったというだけで、
藤田稔さん自体は全く知らなかった。

民俗学って一体なんぞや、というのは全く知らないわけだが、
展示がされているというので行ってみれば、さすがに学芸員たる本職のなせる業で、
住まい、生業、
人の一生、
生活文化、
山野、
それぞれが体系立てて導入されている。

生を受けた後の孫わたしの風習は知っていても、
母方の母親から、嫁ぎ先の母親に渡すというのはまるで知らなかったし、米を敷いた盆に孫を寝かせるのも知らんかった。
大飯祭りの「もっそう」の盛り方が想像を切るかに越えた盛り方だというのは写真を見て初めて知った。
茶碗から50センチは盛るんだねあれ、

そして五霞の二階建てというのは水害からの避難場所でもあり、
かやぶき屋根の模様飾りが「つくば山」一体が抜きんでていたこと。
襟掛け持ちがまさか2月8日にやるものとは知らなかった。
てっきり1歳だけかと思ったら、2月8日に歳の数だけ丸餅を襟にかけるんですか…へぇ。
あと、谷田、谷津田は細長い田のことですか。
ラクターが荷馬車にとってかわったあたりから、トラクターを神事に使うようになったとか、トラックに山車乗っけるというのもあながち間違いではないんだろうな。

しかし、濃いよ…。
つーか葬儀用の輿が展示されているのにはびっくりした。
歴史館の所蔵品ですか…、スゲーな。

とりあえず、悪霊を追い払うための呪文をタイトルに。
尚、神様を青竹でぷっ叩きながら呪文を唱えます。