事件事故がよく起きる
ドタバタしているうちに4月が終わってしまった。
陸自ヘリの墜落からもう1か月は経過している。
いろいろと奇妙、なことは何もない。
ちょっと前に整備してからの墜落。
というのは…めったにないが、整備直後にトラブルを起こすのはよくあること。
少し古いが、日比谷線脱線事故もその口だし、WindowsUpdate直後や、アプリケーションアップデート直後なんてのもトラブルとしてはよくあるタイミングだ。
だからといって整備を怠っていると、物理的な不良は徐々に進行するので、ふとしたきっかけで構造がぶっ壊れるという大問題を起こすジレンマ。
結果、人間が手を加える整備はダブルチェックしたりしてなんとか問題を低減させることはできるので、整備はするわけである。
ただ、それをすり抜けないという保証はない。
もっともこれは、航空機に限った話でもないわけですが。
ところで、墜落直後からしばらく生存者も遺体も見つからないという事態になったが、これもまた当たり前に近い話で何ら不思議ではない。
ドアが着水時にぶっ壊れ、首尾よく開口部ができていたなら、体を固定しているベルトを外して外に出てしまえば機体と一緒に沈むなんてことはない。
とは言わる。
が、ドアがぶっ飛ぶような衝撃で中の人間が骨折もせずに無事とは思えない。
体が固定されていなければなおのこと、無事では済まない。
仮にベルトなどで体が固定されていなかったとすれば、浮いては来るのだろうが、機体の外まで浮いてくるかどうかは別問題。
機体の中で浮いている状態だったかもしれず、海面までいったん上がったとしても、どれほど流されているかはわからないし、数日たたずにまた沈んでしまう。
今のところ、この事故に関しては「事故」としか思えない。
「整備で何かやっちまったな」という印象が強いが、ただの事故。
事件と思えるような不整合はない。
もともと、能登空港へ再訪、とか少々考えていただけにびっくり。
にしても、5月連休、自宅待機で終わった。