飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

ANAの緊急着陸は、一層深い調査を…

奈良県奈良県で忙しい。
ANAANAで忙しかっただろう。
自分の仕事はなぜだかもっと忙しい…どうしてこうなった?。

ともかく、メインの考察はANAだ。
与圧の不良というのは、ごくたまにある事、なのでとりわけニュースにもならないのだが。
今回は奇しくも8月12日、挙句123便の時とほぼ同時刻というのだからマスコミが飛びつかないはずもない。
ANAの整備の問題ではないのか?
ANAの姿勢の問題だ
という意見もあるが、個人的に全否定はできない。
しかし、「車輪の格納スペースにある空気ダクト」が原因ということなので、
整備よりも滑走路に落ちていたにかを踏み上げたんじゃないか?
とは感じる。
では先行機はなんだったとかといわれると…全くわからない。

123便の時と異なり、右へ旋回して羽田に戻ったようだが、123便とは異なり、操縦不能の兆候もないのだから妥当だろう。
123便の事を思い出して右旋回とは思えない、単に普通の着陸コースに戻したというのが妥当だ。
CAの声が震えていたなんてことがあるが、さすがにこれはもっと気を引き締めてもらいたい。
安心させるには「ハッタリ」しかないんだから。

無論CAが悪いというわけはない。
朝から123便の話が聞こえてきて、気を引き締めていかなきゃと思ているときに、
同じようなトラブルに巻き込まれたら、誰だって恐怖を感じるだろう。
それを誰が責められるというのか?

そしてCAがどのような気持ちでこのトラブルに対処していったのだろうか?
事故調査報告書でも、事故の起きる原因についてはいろいろと究明がなされるが、CAの行動にスポットがあてられることはほとんどない。
乗務していたCAが一体どのような気持ちで、それぞれどのような対処を実施していったのか。
どのような心構えが重要と感じたのか。
それらをぜひ調査していただきたい。
墜落も考えてしまうような恐怖の中でのトラブル、
そんなCAが経験したことのない恐怖の中で、
一体何を考えて行動していたのか。
それから学ぶことは多いはずだ。