飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

石見空港

石見空港とも言う。
いまのところ一日に羽田を一往復するだけの簡素な空港でもある。
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偏向フィルター逆効きで撮ってみた。
 
タイミング的に発着2時間近く前なので、館内は静まり返っていたのだが、
発着時間間際にはさすがにそれなりの人数が集まったようではある。
 
レストランとおみやげ物店併設というのはなかなかないような気がするが、ショップ店員にやる気は感じられない。
そもそも、連絡バスも到着していないので、気分的には準備中だったのかも。
やっぱり小規模空港のカレーはおいしいのだが、とそれ以上がない悲しさ。
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神楽飯というのもあるらしいのだが、あえてカレーを選択する強情。
 
展望デッキからの眺めもよく、眺めもよいのだが、このやる気なさがなんとも…
ほぼ確定的に「行政仕事」。
空港にいる人間は空港をよくしようとは思っていないらしい。
夏季伊丹便が復活したそうだが、行政側のプレッシャー(泣き)があったのは確かなようである。
 
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うーん、このパネルがまた悲しい。
微妙に窓辺だが、窓の外には何もない。背景に滑走路とかさぁ、考える余地あるでしょう。
まだ背面壁のほうがいいよ。


オール石見だとか言ってい人もいるようなのだが、
実のところ近場には萩、石見自体にも史跡が数多くあり、ちょっとした観光ならば来る価値はあるのだと思う。
ただ、いかんせん山陰の鉄道網の弱さ、道路の弱さには抗し切れないところがある。
但馬にしてもそうなのだが、交通網の弱さゆえの空港という点があるにしても、せっかくの資源を台無しにしているのが地上交通のインフラが解消されない限り、空港というインフラは緊急時のインフラにしかなりえない。
空港は定常的に地方の疲弊を救う決定打にはなりえないと感じ始めた。
# ちなみに、「ではどうするか」という答えが今あるわけではない。
オール石見ではなく、オール山陰。