飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

JA22MCの座席

昨年末に乗った北九州~羽田。
地味にスターフライヤーの最新機材だった。
 
別に機材としては一緒という話もあるが、スターフライヤーとしては座席数を144席から150席に増やした(つまり一列増加させた)機体でもある。
イメージ 1
本人が写りこんでいるが、そこは気にしないことにする。
見た目は従来機に対してシンプルになった印象。
電子書籍も読めますが、とりあえず登録されていたのは新聞だけでした。
 


と、そんな話ではない。
従来のスターフライヤーのシートピッチは910mm
1列増やせば単純計算でシートピッチは873.6mmになるはず。
その差、約4cm。
# 尚、JALのクラスJは970mm、ANA/JAL/Skymarkは普通席790mm、Peachは710mmらしい。
 
見た感じは確かに、2~3cmは狭くなった気がするので、座席のスリム化とあわせてそんなもんだろうなと。
しかし、足元が狭くなった感じ(見た目ではなく触覚的なもの)はぜんぜん受けない、もっとも目で見てしまえば「狭くなったな」というのはわかる。
 
一番変化したのは、座面の高さ、座った瞬間に「あれ、高い」と感じる。
少なく見積もっても1cm、感覚としては2~3cmは高い。
たぶん、座面は33cm位なんじゃなかろうかと思うのだが、確かなことは不明。
 
普通、人がリラックスするのであれば、足は床(またはフットレスト)につけています。
わざわざ足を伸ばした上に、足を床から離そうなんてやつは、まずいません。
# フライト中にたまにやると気持ちよかったりする。
つまり座面が高くなったことで、足は「今までより前方に出さなくてもよい(リラックスできる)」。
# 話をぶっ飛ばしていますが、三角関数がわかっていれば理解できるだろ
砕けて言えば、前後の幅を上下に逃がした。
結果、前後幅の減少を(全てとは言えないものの)チャラにしています。
 
当たり前なのに、なかなか気がつかないアイデアに脱帽。
ただ、気になるのは、子供の足で床に踏ん張れるだけの高さなんだろうか?。
小学一年生の平均身長は115cm、座高67cm、
単純に引き算で48cm、太ももも部分の長さを引いたり、太もも部分の厚さを足したりで、足(下腿でいいのか?)は30cm前後って事にならないかな(30cmに根拠がほとんどないが…だれか統計データ持っていないかな?)。
非常時に子供が足踏ん張れるだけの高さに抑えられているのか?。
そこが心配。
 


要らんことだが、レッグレストがシートに装備された場合、高さに逃げるというテクニックは使えない。