飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

北大東空港

ついつい北大東島空港といってしまう…
沖縄県でもっとも西にある空港。
 
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暗く沈んでいるのはひとえに腕がないからなのであしからず。
 
海に面していて塩害がひどいらしく、どうにも汚れた感じを受けるが、決してメンテナンスする気がないわけではない。
北大東村は米軍基地を有するだけあって裕福…とはいえず、わずかばかりの土地代のため、どうしたって赤字になる村なのだとか。
「米軍基地があって赤字になるのはうちだけだ」といっていたのがおおらかでよいが、確かに恨んでいるというよりは笑い話のようだ。
たしかに、米軍基地はあるが、実際あるのは南大東よりもはるか南の島。
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11時ころの出発ロビー。
OPENと書いてあるが実は営業していない。
二階の喫茶店もお休み…オイラのご飯…。
 
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営業開始になるまでは資料室がある。
資料室といっても、空港の資料ではなく、主に北大東島の資料が置かれている。
殊に村史をおいてあったので、読むものには困らなかった。
でも、そういう奇特な人間はまずいないのではないかだろう。
 
島の地図にいろいろな情報が書き込まれているので、これはここにきたら一読してもらいたいと思う。
それほど多くの情報が詰まった地図がある(写ってはいないが写真左手、入り口付近)。
 
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営業開始と同時、というかそれよりも前に続々と人が集まってくる。
人口の少ない島ということもあって、職員と皆さん顔見知りらしい。
とはいえ保安検査はきっちり、当たり前だわな。
 
塩害に悩みつつも簡素なつくりで島の足を守っている空港はすごいと同時に、何もしなくても最低限の人は来る。
そのせいというわけではないだろうが。
そのせいか、人を呼び込もうという意図はまったく持って感じられない。