飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

レアな翼

金曜日
羽田空港への途中、竹芝桟橋
新造船の「橘丸」。
イエローというのが、なんかだせぇ。
それでも目いっぱいの人を詰め込んで出航。
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こっちは見送るだけ。
なんか「さるびあ丸」に比べてデッキが少なくなっているような…。
 
こちらはその「さるびあ丸」。
二度と乗ることはないだろうと思っていたが、案外あっさり乗ることになった。
この日はどうしたことかデッキにもあふれんばかりの乗船者。
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一体何があったのか?
今回は2等特室なのでかなり快適。
ちなみに、2等特室からは水面上になるので、一応携帯電話の通信エリア内に入る。
2等は水面下だから、通話圏外。
 
土曜日
「さるびあ丸」甲板は死屍累々と言ってもいいような惨状。
夜中まで宴会していたのであろう名残が散見され、通路にはところどころ若い女の子の生足が転がっている。
まぁ、男女問わず寝転んでいるのだが…。
予想気温は28℃だったのだが、蒸し暑い。
湿度が予想以上に高いらしい。
 
程なくして降船。
「さるびあ丸」とちょっと別れることに。
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次の搭乗までしばし島を散策、だが、手持ちの水は0.7リットル。
5時間ほどというもくろみで、気温も高くないと踏んでいたからなぁ。
とりあえず島の半分くらいを見て回ったところでキブアップ。
熱中症でぶっ倒れるわけにもいかないし。
搭乗時間まであと少し、というところで飛んできたボーイング929、こっちではセブンアイランド。
水中翼船も翼もちには違いない。
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いろいろなところで活躍はしているが、あまり乗ることはない。
Wikipediaによると、高速船の就航率はかなり低いとのことだったが、官報を見ると91%なので、低いということはない。
整備中だった防波堤ができたことで就航率が向上したんだろう。
それでも東京湾視界不良でかなり遅延したらしい、大型船にして良かったと思う。
 
かなりいい加減なセキュリティーチェックを受け、搭乗機登場。
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飛行機の乗る人間はそれなりにいるが、基本はジェット旅客機。
プロペラ機に乗る機会がある人間は多くはない。
回転翼なら、一生に一度だって乗らない人の方が多い。
カウンターのおばちゃんでさえ、一度乗ってみたいねぇ、と言うくらいなので、飛ばしているほうも乗らないんだから…。
 
搭乗はメインローターが回転したまま。
席番号聞いてねぇ、とか思ったが、適当でいいらしい、一応機体の中央に…。
シートベルトで多少もたついたものの、乗客1名をのせてふんわり離陸。
離陸して流れるようにがけの上に移動、手を振っているおばちゃんがすごく近い。
 
機体は島々をめぐり終えた「さるびあ丸」を右舷に眺めつつ大島空港へ、
大島空港では世界で始めて日本の空を飛んだドルニエ228NGが駐機中。
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大島空港、お昼休み中といった感じ、
そして大島からはふたたび「さるびあ丸」に。
 
そしてわかった、
ヘリコはすげー楽しい。