飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

アシアナ航空の事故を見ていると

少なくとも、今回の広島空港の話。
 
判断ミスとか正直置いといて、
パイロットが逃げ出した」
「下降気流は発生していない」
「視界は十分だった」
「重大事故なのに結果報告まで2年もかかるのはおかしい」
というような話も聞こえている。
はっきり言って、アホらしい。
 
パイロットが逃げ出した」
パイロットについては、翌日には聴取しているし、事故発生時刻を考えると、当日中の聴取は無理だろう。
事故調の人間が常に空港にいるわけじゃない。
 
 
「下降気流は発生していない」「視界は十分だった」
急激に視界が悪化したといっているので、
5分後に視界が良かったから、事故のタイミングで視界がよかったとはいえない。
広島空港のように高台にある空港には付き物だし、雲がかかればまさに一瞬で視界がなくなるのは岡山空港で経験済み。
 
往々にして雲に突っ込むと、機体がガツンと持ち上がり、数秒後に一気に沈み込む(それ故いつも身構えてしまう)。
雲に突っ込んだタイミングで機体が沈んだことなんていまだかつてない…(持ち上がって沈まない場合の方が多いけど)。
この事故全体的な感想として、雲に突っ込んで機体が持ち上がったので、減速操作をしたら地面に突っ込んだ。
あたりではないの?
ウィンドシアによる事故の典型、というか教科書通りみたいな…。
 
 
「重大事故なのに結果報告まで2年もかかるのはおかしい」
重大事故なら2年がセオリー。
事故調査報告に半年以下というなら、そっちの方が驚きです。
 
そんなこと思いながら、5月の予定が決まる。