飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

100均裁縫セットのはさみ

機内に持ち込めてしまうので便利と言えば便利。
 
しかし、
イメージ 1
その出来は酷い。
 
下手をすると紙を切るのも苦手、
悪いやつに当たると、糸も切れなかったりする。
こまでくると何のための「はさみ」なのかわからない。
 
しかも裁縫セットがない時に限ってボタンが取れたりするので、否応なくこの裁縫セットはたまってくる。
針はまだ良い、無理して使えるから。
でも「はさみ」はだめだ。
 
そんなわけで何とかしてみようと思い立った。
別に使われない「はさみ」なので、ぶっ壊れようとも…。
 
で、磨いでみた。
イメージ 2
ダイヤ砥の#1000、さすがによく削れる。
はさみの先端と根元がよく研げていて、中央はぜんぜん砥石に当たっていない。
これはいわゆる「ソリ」の影響なんでしょう。
断面でいう中央の研げていない部分が所謂「スキ」なのか。
イメージ 3
スキの部分のみ残った感じ。
ただ、刃の中ほどを押し付けるようにしていたので、一応「ソリ」の部分はできているはず。
反対側の部分も研ぐ。
 
最後に#8000の仕上げ砥で小刃の部分を滑らかに。
イメージ 4
やや小刃が変形しているような気もしなくはない。
 
さすがに刃を削っているわけなので、薄くなった分、かみ合わせはガタガタ。
なのでネジ(といってもただのビス)を金槌でぶん殴る。
噛み合わせがしっかりした。
 
今までザラザラ・ガタガタとした切れ味だったものか艶かしく切れるように。
普通のはさみでやるべきことじゃないが…。