飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

茨城空港

茨城空港、って愛称なんです、一応。
正式には「百里飛行場」。
コウノトリ但馬(但馬)とか、出雲縁結び(出雲)、米子鬼太郎(美保飛行場)など、なんとなく愛称がある名前が多い中、公募したら直球ストレートがいいという…。
ま、愛称だと思いきや愛称だったという空港は他にもあります。
 
空港自体は別に際立って小さいというわけではなく、適度に地方空港の標準サイズ、よりはまだ少し小さいか…。
羽田と比べるのは(世界で5本の指に入る)いかがなものかと思いますが。
 
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内部的にはこんな感じ、旅客は1階だけで手続きすべてOK。
天井がなんか変なのは地震でおちたから引っぺがしてしまったため。
 
2階はおみやげ物、他雑貨…。寂しく自衛隊のPRコーナー、および百里基地の酒販売(休止中)
それ以上はありません。
 
2階の亀印には人がいるのですが、スカイアリーナにはあまに人がいません。
亀印には「茨城空港どら焼き」なるものも売っていますが、
「どら焼き」に「茨城空港」という焼印つけてシール張っただけ。
とショップ店員がストレートに答える。
 
レストラン「すぎのや」はありますが、基本的にフードコート。
カツカレーは案外おいしかったが、肉の厚さが生姜焼き用のブタ×3倍くらい。
サラダはないが、なぜかキャベツの千切りが一緒に盛られている。
これが以外にウマイ。
お肉の厚みが薄いのが逆にキャベツと相性がいい、マイッタな。
 
この空港、自衛隊との共用ということもあり、F-4EJとRF-4EJの本物を展示している。
また、飛行機が来ない空港と思われがちですが、実際のところ北海道・神戸に2便づつが飛んでいるので、ちょっと待てば飛行機が飛んでくる。
また、時折戦闘機や偵察機、救難機、とりあえず雑多な飛行機が飛ぶ…。
イメージ 2
(おちり)
 
セキュリティーエリアは猛烈に狭い。
177席の航空機に対して100脚とない椅子。
人が来ないことを前提にしているとはいえ…ちょっとひどいぞ。
国際線側はやや広いが、ほとんどの旅客は国内線を利用している現実があるのにうーん。
なお、写真は搭乗100分以上前に撮影しているので人がいないが、搭乗直前にはゴッタがえすのだ。
イメージ 3
(これでかなり壁に寄った状態で撮っている)
かすみがうらカンパニーという売店があるが、おみやげ物を期待してはいけない(紫芋甘納豆がある程度…劇甘)。
 
また、搭乗の際にはタラップで搭乗。
ボーンディングブリッジがないのでどこからどう見ても「今から飛行機に乗ります」というインパクトがある。
普通は飛行機にそうそう乗らないので、記念写真を撮る人も結構いるのよ。
なお、車椅子利用の場合は反対側のトラックが荷物と一緒に上げてくれます。
これが車椅子利用者にはいいらしい…ボーンディングブリッジのだらだらした坂道はつらいのだそうな。
 
長々書いて椅子が、この空港。
実際に使っててみると(セキュリティーエリアの狭さは別にして)特にひどい苦情は出ません。
もともと車社会の北関東において、アクセス鉄道は必須ではないし。
駐車場無料。
空港に着いてしまえば迷うような場所はどこにもない。
スカイマーク当初のキャッチフレーズどおり「空をもっとカジュアルに」を具現化した空港ともいえる。
 
そうそう、1Fでは店舗というわけでもなく何らかのイベントやらなにやら場開かれていることが多いですが、
ちょっとした食べ物も売っている。
団子、おはぎ、せんべい、山菜ごはんなど、山菜ごはん\250って、安いんだか高いんだか…。
 
軒先にあるかえる。
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飛ぶんじゃなくて着地しているのは…ヤッパ無事着陸を祈願しているのか…。