飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

茨城県立歴史館

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にある水海道小学校本館。
なれないカメラのバランスって、難しいです。
もとよりコントラストが激しいというのもあるかもしれませんが。
 
ギャラリー展「常陸国風土記1300年」という企画展が開催されているというので茨城県立歴史館に出向いてみる。
特別展開催期間580円という入館料を高いと見るか安いと見るか。
ただし、小・中・高校生・未就学児・満70歳以上の方は無料。
茨城県立歴史館は公文書館兼博物館なので、普通は人気(ひとけ)がない…。
筈だったのだが、「歴史館まつり!」とやらで賑わっていた。
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時速5Km/hの衝撃体験。
歴史全然関係ない…。
 
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子供はしご車試乗体験
一応隣が消防本部だった…、現在だたの消防署です。
地震でツブレたので、やっとこさ5月に建て替えられたらしい。
 
そんなものを横目で見ながら、本日「歴史館まつり!」なので、入館無料、ラッキー。
常陸国風土記なんて本では読んでいるものの、やっぱりプロの説明ははるか上。
常陸国風土記の内容というより、常陸国風土記ってなんぞや、というさわりの部分がかなり詳しい。
 
常陸国風土記に黄門様が絡んでくるとは思いもよりませんでした。
というか、常陸国風土記は江戸時代まで行方不明だったわけですな。
これを見つけ出したのが大日本史の編纂だったわけで…
歴史って言うのはやっぱり、なかなか面白い。
ついでに言うと、「ちょっとむかしの暮らし」展示も面白かった。
 
今年は風土記の編纂指示が出されて1300年、各地(といっても現存するのは播磨国風土記肥前国風土記豊後国風土記出雲国風土記くらいしかない)でちらほらとお祭りがあったり。
 
夏休み終了間近。
ダークホースな博物館に行ってみるのもいいかも。
 

余談になるが、一部で対馬国風土記があるという事実誤認が存在している、
たしかに、壱岐国風土記の存在は確認できているので、「対馬国風土記」が存在しても不思議ではないのかもしれない。「魏志倭人伝」にも邪馬台国の中の1国として登場しているし。
しかし「壱岐国風土記」の内容は現存しておらず、「対馬国風土記」の存在が確認できるわけもない。
つまり、「対馬国風土記」は存在自体が今のところ「疑わしい」代物で、「対馬国風土記」が存在したというのは限りなくデマに近い話だと思う。