飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

新たな路線

全日空が「CA養成講座」 学生向け、費用30万円(朝日新聞デジタル
ANA:新航空会社「バニラ」で再挑戦(Bloomberg
高岡のスズ製品贈る 全日空・東京便就航50周年記念(北日本新聞)
全日空>B787、中部-那覇便に投入(毎日新聞
 
ANAの連日のプレスリリース。
企業名を正しく記載したのはブルームバーグだけだったという…ではなくて、
3日連続のリリースで話題をもって行くマスコミの使い方。
毎度見事なもんである。
 
タイトル通り、路線の話。
といっても、中部-那覇便に787投入…ではない。
連投によって蚊帳の外にされてしまった「茨城空港ヤンゴンを結ぶプログラムチャーター便就航に向けた覚書調印」。
成田~ヤンゴンANAが直行便を飛ばしている上、この秋大型化。
ほぼ満席の状態が続いているらしいので、このご時勢ウハウハな路線だと思う。
だからといって、ミャンマー国際航空がなぜに茨城空港?と正直思った。
確かに、羽田・成田の発着枠は目いっぱい。
茨城空港に目をつけても不思議じゃない。
だからといって、それだけで茨城空港を選択すのだろうか?。
今回の場合、そんな消去法の問題だけではなく、茨城県に鎮座するコングロマリットが多少影響したのかもしれない。
インフラ希望のミャンマーとしては、やっぱり一目置かざるを得ない場所だったと思う。
神戸では国際線の望みが薄いし、東京羽田には発着枠の心配が…。
茨城ならば東京も狙えるし、神戸空港にも飛べる(はたしてミャンマーから来た人間がそんなことをするのか疑問だが…)。
インフラ関連の出張にはもってこい。
落ち着いて考えれば順当な選択だったのかもしれない。
# タナボタとも言える。
 
北海道減便でさんさんたるダメージ(を食っていると思う)の茨城空港
国際線で助かっても、ほめられたもんじゃないのだが…。
ビジネス用途な路線は茨城では初めて、この予想外な展開はどのような事態をもたらすのか、
気になる木になる。