飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

ピーチの運航

ピーチ機のGPWS作動の件。
 
発生日時は4月28日午前11時47分ころとある。
自分がちょうど「大東そば食うぞー」とか張り切っていた時間、そばがそば屋に届いておらず食えなかったが…。
 
ともあれ、この件に関しては、「コミュニケーション不足」が原因だろうと思う、というか、それ以外思い浮かばない。
そうだとするならば、安かろう・悪かろうが原因という判断は見当違いもはなはだしいのは確実。
「コミュニケーション不足」の問題というのはどこの航空会社でも(航空会社でなくても)日常的に発生している事案だし、それが事故にまでつながっていったケースは数知れず…。
LCCだから起きたような事故じゃないし、LCCが原因というのも違う。
この事案をもってLCCたたきをするのは間違っている。
 
 
今回ポイントになるとすれば、
操縦は機長、通信を副機長が担当していたこと。
当然ここに管制官の会話が加わる。
何らかの齟齬が生まれたとすれば、「副機長~機長」間か、「管制官~副機長」間のどちらか。
管制官~副機長」の会話を機長がまったく聞いていなかったということも考えにくいが、おそらくは前述の2つの部分がポイントだろう。
操縦室内の音声が鍵になることは確かだと思う。
 
しかし、それを消失させるというとんでもない事態を引き起こすというのは…。
もしかしたら、操縦室内で交わされた単語を聞き間違えたために発生した事案かもしれない。
一時的に管制官との通話が途切れたために(電波の都合上そうなることは十分ある)他機への指示を自機への指示と間違ってしまったのかもしれない。
又は、まったく通じていなかったのかもしれない。
それらは事故が起こりそうになるたび、発見されては改善されている類のもの。
決してピーチという会社が悪いわけではない。
だが、その貴重な情報を消失させたのは、明らかにピーチが悪い。
 
しかもGPWSが作動していながら運行継続したからだと?。
GPWSが故障していたら万が一のとき未警報で地面に突入するかもしれないだろ。
意図しない状態でGPWSが正常に作動したのであれば、その原因を突き止めないと、とんでもない爆弾抱えてフライトすることになるかもしれないだろ。
なんで運行継続なんて判断できる?。
 
自分たちだけの問題と甘く見ているんじゃないのか?
もし、次に同様の事象が発生したとき、それはピーチ機ではないかもしれない。
もしかしたら、インシデントではなく事故になるかもしれない。
その意識が欠落している。
見方を変えれば、他社インシデントは自分たちと関係がないと思っていないか?。
なんのために運輸安全委員会が調査報告書を公開していると思っているんだ。
感情的に言えば、この会社はクズだ。
 


ボイスレコーダーにこのときの情報が残っていればいいのだが…。
フラッシュメモリ書き込みでしょ、数時間は、もしかしたら残せているんじゃないかと、期待してみる。