飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

リベンジ1200t

前回はここで挫折した。
 
この日は快晴。
合宿に向かう中学生(ほぼ女子)、
お盆の帰省に向かう高校生。
ワンデークルーズに参加する面々。
そんな面々を乗せて乗り込む船は1190t、ランプウェイを装備しつつバリアフリー対応もスタビライザーなし。
何かカネの使い方を間違えているようにしか思えない。
 
乗船券を買おうとしたら「ふるさと旅行券」なる所謂プレミア商品券を提供しているのでそれを買ってほしいといわれる。
プレミア率ぶっちぎりの50%。
「ぼちぼち売れている」、ということなので「まったく売れません」ということか。
シリアルナンバーから逆算すると、200部も売れていれば良いほうだろう。
かたや足りないと文句が出るのがプレミア商品券なのに…。
 
 
いつもより早い8:00定刻で出航、「プリンセスわかさ」を横目に見つつ、影から現れた船はJAMSTECの「なしつま」だった。
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来ているなら、天文館よりこっちに足はこんだのにと思うが致し方ない。
 
乗船客も思い思いに桜島に別れを告げている。
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ここから2時間。
見るべきものは何もない。
一応開聞岳とかは見えるか?
 
しばし船内を散策すると、ワンデークルーズのため立ち入りできないところが多い。
売店を見るとおみやげ物が多いのだが…一万円札の両替はできませんとかも書かれている。
正直びみょー。
そうそう、船内はとてもきれい。
翌日に控えたワンデークルーズ&ジオパークに向けての視察のためか。
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しばらくすると竹島到着。
島根でもなければ鳥取でもない、まして韓国でもない、鹿児島県三島村の竹島
海岸線は急峻で一面竹、というか笹だらけといったほうがしっくり来るか。
それでも光合成をしないユリが見つかったりと、結構興味をそそられる島でもある。
 
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もぅ、一体どこに人が住んでいるんだと思うが、人は居る。
船の到着にあわせて売店が開く。
これはワンデークルーズのとき限定っぽい。
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島の架け橋、ランプウェイ展開中。
食料品やらなにやらの荷物はランプから、
ガスや油等の危ないものはデリックで陸揚げされている。
 
この船自体が島々の生命線。
波高3メートルを境に波が高くなりそうなら欠航、落ち着きそうなら条件付運行、ということになるらしい。
 
竹島まで来れば目的地まであと少し。
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