飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

薩摩硫黄島

僻地である。
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フェリーで鹿児島港より3時間、
 
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一応平家墓もあるので歴史は深い。
 
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島は決して広くないがお世辞にも平坦ではない。
恋人岬に続く橋から見た海は美しく。
硫黄島の港の茶褐色とはまったく違う装いを見せる。
ただ、この日は硫黄島にあるまじき快晴だったらしく、手持ちの水が少々心細い。
恋人岬間で行くのは断念してしまった。
 
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遠くに見える硫黄島冒険ランド。
ただし、鹿児島市の所有らしい。
 
この島は何をする当てもない。
ただひっそりとのんびりすごすのみ。
夜中はさすがに星がきれい。
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無題多くの星がきらめいているのだが、縮小するとわからないね。
ブレている?20秒露光の手持ちだ…無茶いわないでくれ。
 
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公共施設脇にあるえいかん像。
流刑の民ではあるが。
 
そして硫黄島最大の観光スポット「東温泉」。
へ続く海沿いの道は通行止めだった。
もう一本山沿いの道はあるのだが、いくらなんでも遠い。
仕方なく空港へと向かっていたが、突然ビックリの事態が発生して急遽東温泉へ。
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なぜ斜めにしてしまったのだろう…
一応温泉として機能するように、人工的に手を入れてある。
こんな感じの温泉なので海水が熱せられて湧き出しているのかと思っていたが、実際には山に湧き出た温泉が海に流れ込んでいるのを留めた格好。
数日前から湧出箇所が変わってしまったらしく、一抹の不安を覚える。
そんなことを思っていたら桜島の方が大変なことになっているが。
水の質は透明で、周辺には美しい景観が広がっているので一見の価値はある。
 
硫黄島、それは全般的にやる気のない島。
住んでいる人は元気で、暇があれば畑仕事、釣り、やる気はないのかもしれないがやることはいっぱいある。
年寄りだからとぼんやりせず、何かをしようという心意気も細々ながら感じられる。
この島のどこが問題なのか、それも理解している。
ただ、誰も音頭が取れないだけ。