災害派遣といっても「給水支援」。
ただ、それを「自衛隊の無駄遣い」と言える根性が凄い。
要は「鳥取県は自分で何とかしろ」ってことらしい。
「もっと積極的に活用しろ」ということではないようだ。
被害はたいしたことはないと思えるのかもしれないけれども、鳥取県の収入って、3400億円…。
身近にすると羽田の滑走路拡張の半分以下(余計わからんて…)。
最近のはやりで言うと競技場1個分。
世の中、インフラというのは重要だ、すぐに何らかの形で復旧させるのが筋。
しかし、インフラを復旧するにも人手はかかる。
そして鳥取県は日本一の過疎県で、人手がないことも容易に想像がつく。
出雲空港のアクセス道路を拡幅するだけで土建業者が潤ったなんて話が聞こえるくらい(出雲は島根)。
その程度の公共事業で潤う程度に業者が少ない。
隣の県に支援を求めようにも金がない。
結果、手っ取り早く「自衛隊」という話も納得できる。
それは自衛隊の無駄使いなのか?
都市圏の自治体の意識のまま「被害が少ない」と思い込んでいるんじゃないのか?
今起きている現場見ていないんだろう…。
鳥取県が何もしていなかったのが悪いと思っているんじゃないのか?
何かをしようとすれば「無駄なことはやめろ」と言うんだろ。
山陰だけじゃない、和歌山だって四国だって…。
そうやって都会の傲慢で「無駄」と言い放って、やりたいこともさせてもらえない。
それはひどい差別だ。