飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

休止路線

航空の世界ではF-2が落ちたり、767が落ちたり、
めでたいニュースはあまりない。
むしろ悪いニュースばかり。

その陰でひっそりと、奥尻~せたな航路が休止となった。
フェリー人気とかなんとかはあるのだが、そういうものは長距離フェリーに限られているらしい。
自分も江差にはいってみたが、せたなに行った事はない。

そういえば、
両泊航路も行った事はないなぁ。
直江津にも行ったものの、悪天候で欠航になったし…。

空港好きで飛行機好きであったとしても、
空港というのは、海港に比べればやはり重要度は「低い」という認識はある。

なので、航路の休止というニュースを見ると、
「グーローバル化」という名を着た「一極集中化」なのではないだろうかと思えてしまう。
一極集中…経済的には適当なのだろうが、
それで世の中が回るわけではない。

「東京で何でもそろう」と思われるかもしれないが、
東京だけで電気が賄えるわけでもない。
そこいらを走る自動車も東京で作れるわけではない。
電車に至っては…。
何より、食うものさえ困る。

買えばいいというかもしれないが、「いくら出せるの?」という問題は常に残る。
砂漠の真ん中での水と、湖の中の水では価格が違うし、意味合いも違う。


話はそれているが、利用者がいなければ「仕方ないよね」、
で済ませていい問題なのだろうか?。
このような路線の休止問題は地方の問題ではなく、根底には「国の発展がひずんでいる」という観点が必要ではないだろうか?
そのように考える今日この頃。