懐中電灯買ってみる。
長らく使っていたペンライト交換してみようと思い立って、
色々と使ってみたので感想だけ書いておく。
今まで使っていたのが
LUMINTOPのTOOL AAAと書かれていたやつ。
Nichia 219BTという高演色タイプで今では手に入らない。
TOOL AAAは別のLEDを使ったやつだけになってしまった。
チップ抵抗やICの印字を見ようとすると高演色タイプにならざるを得ないが。
種類は限られる。
身代わりになりそうなものは同じLUMINTOP(なのかアズワンなのか)
IYP07は単4電池1本。
IYP365は単4電池2本。
見た目は長さを除けばクリソツで、いずれも高演色タイプ。
IYP07 | 1lm | 25lm | 120lm | 20mA | 200mA | 1300mA |
IYP365 | 1.5lm | 25lm | 125lm | 10mA | 85mA | 900mA |
TOOL AAA | 3lm | 18lm | 80lm | 28mA | 230mA | 1500mA |
LH-PY411-S | - | 10lm | - | - | 100mA | - |
あ、ちなみに今回も計測はクランプメーターを使っている。
電流値はニッケル水素電池を使った。
LH-PY411-Sはオーム電機のものだが、なんとなく計っただけ、
マニュアルの最大消費電流を上回ってはいるが、マニュアルはアルカリ電池で今回ニッケル水素。
電圧値がちょっと低いのと20回巻きというコイル成分は結構影響したはず…。
クランプメーターの都合上1A以上どうしても欲しいし…。
さて、IYP07とIYP365共に、Hiモードの時は昇圧回路を全力でぶん回しているのだろう。
結構計測に苦労することがあった、正直この電流値はあまり確かさがない。
計測のためのコイル成分がどうしても影響しているように思えて仕方ないから。
Mid/Loに関しては比較的安定して計れたので相応に正しい数値を出していると思う。
昇圧回路も安定して動ているんだろうと。
TOOL AAAと比較すると、
IYP07・IYP365はLoモードの効率は光度が落とされた関係で損失も増えてしまっている気がする。
3lmくらいにできなかったのだろうか?という気もするが、元は医療用を狙ったらしいので、使い方的に仕方ないことなのかもしれない。
廊下程度なら1lm程度でもなんとかなるし、明るすぎるのも難である(3lが明るいわけではない)。
夜道を歩くなら18から25lmに光度アップして使いやすくはなっているし、変換効率もよくなっている気がする。
マニュアルの公称値で4hと変化がないし、計測した電流値もあまり変わっていない、それでいて明るさUP。
Hiモードは正直どうでもいい。
ヤバいときに目つぶしに使うか、救助信号に使うかくらいしか使い道がない。
もう一つの LH-PY411-Sについては、
明るいでもなく、暗いでもなく、効率もそこそこ。
それでいて結構長時間使える程度の消費電流値で、モード切替なんてない。
オーム電機らしいバランス型。
演色性の問題で常用はし難いが、避難袋に入れるには良いのかも。
トータルで見ると
IYP365は電池を入れっぱなしにしちゃう人に向き、
IYP07はこまめに電池を入れ替える手間を惜しまない人に向くのだろうか?
LH-PY411-Sはこれといった特徴無く、安くて1本でどうにでも使える。
そんな印象を受けた。