飛行場めぐり

定期路線のある空港を見て回ってました

調布の事故って不思議

なぞだよなぁ。
まったく無関係の地上にいた方が亡くなったのは悲劇。
だけど、機上にいた3人がなぜか生きていることになっている不思議。
2人が他界しているのですが…なぜその情報が更新されないのでしょう?。
 
また、エアロテックもしかりです。
エアロテックは整備とリースと飯屋だったような記憶です。
報道では何気に主犯的扱いを受けているのは解せません。
 
今のところ事故原因が何だったのかさっぱりわからんので、
事故原因の調査が進むのを見守るしかない状態です。
しかしここでも疑問があります。
なぜに早々に警察が証拠資料を押収しちまったのでしょうか?。
もちろん、運輸安全委員会のかたがたが情報に自由にアクセスできるのであればなんら文句はありませんが。
 
 
さて、そんなところでもう一つの疑問。
なぜ故5時間分の燃料を満載してしまったのか?
同じ調布~大島を飛んでいるNCAは調布~大島間を25分で結んでいます。
NCAの使用機材であるDo228と墜落したPA-46、
速度的に倍半分くらい違うかと思ったらほぼ同じでした。
調布~大島間はおよそ25分。
往復50分ほど、5時間分の燃料を積む義理はありません。
燃料がもっと少なかったら、もしかしたらあんな燃え方はしなかったかもしれません、でもこれは結果論です、いまさら言っても仕方ない。
 
それに正直、このフライト自体は慣熟飛行目的ではなかったのでしょう。
JALパイロットの方も証言していましたが、「個人で飛ぶ場合は大体慣熟飛行って書くんだよ」と…。
もし本当に大島に用事があっていくのであれば、NCAを使うでしょう。
乗っていたANAの方、まして運行管理している人であればNCAの調布~大島便を知らないはずはありませんし、なんつったって羽田~大島便をANAが運行しています。
竹芝~大島という路線も大道ですがな。
 
ただ、遊覧目的か?というと、そうとも言い切れず、
自家用操縦士の訓練(か営業)かもしれない。
飛行機嫌いのヤツがANAに就職したりはしないだろう。
まぁ、電車嫌いで鉄道の仕事をする羽目になっているやつも、実際ここにいたりするが…・。
 


ところで、無責任にこの事故の原因を考えてみれば
パイロットの操縦ミスかなと思っていたりする。
 
整備に不良があれば飛び立つ前に気がつくはずだし、
異常に滑走が長かったのであれば、やっぱり途中で滑走中断するはずだ。
それがないのだから、機体は不穏な挙動をしていないはず。
エンジン音がおかしかったという話もあったが、テレビを通して聞いてみると「別におかしな気がしない」。
「気温が高いと空気の密度が低くなり、酸素の量が減る」という話まで上がっていたが、自動車用エンジンではなく、はじめから空気の薄い場所で動かすことに最適化された航空機用エンジンだぞ。
 
大戦中あった話で、
「プロペラピッチ忘れて墜落しかけた」とか、「ACMのレバーが針金で固定されたままだった」とか(いずれも落ちてはいない)。
こんなことでも、不調になってから気がつくのに数分かかるのが相場らしい。
冷や汗話ですむのか、笑い事ではなくなったかの違いでしかない…。
実はしょうもない原因、対策しても仕切れない原因…なのではなかろうか。
 
そしてプロペラカフェに入る機会を失った…。